マネージ・コンサルティングのコラム

【商社ポジション経営】を導入し、下請けを脱する

 
2016.05.08

20代で最初に起業した会社でパソコンの出張サポート事業を行っていた時がありました。

「下請けを脱したい、下請けをするために社長になったわけじゃない・・・」と、昔の自分は思っていました。

その際は、大手企業の完全なる下請けで、価格や納期、スケジュールなどあらゆる面で自社の都合ではなく、大手企業の都合により仕事が進められていき、先が見通せず、気持ち的にも不安な中で日々の業務をこなしていく繰り返しです。

しかも、時には理不尽な要求や値下げ圧力・・・当然ながら利益は思いのほか残らない不安定な状況でした。

正に、”経営をさせられていた”という状況です。

そういう経験をしてきたからこそ、下請けではない事業を経営していくには、何が必要でどうすれば良いのかが私にはわかります。

下請けを脱して高収益企業になる方法は確実にあります。

それを実践し、今では下請けではない事業で結果を出せるようになりました。

それが私が提唱している「商社ポジション経営」です。

私が提唱している商社ポジション商社ポジション経営には、以下の2つの要素がある。

・経営リソースが少なくても元請けポジションをとれる
・価格を決められ、自らが中心となった事業展開ができる

つまり、価格設定権を握れるから高収益会社になれる。

また、”経営をさせられている”のではなく、経営をしていく立場になるのが商社ポジション経営です。

きっと、これを読んでいる人の中にも、昔の私と同じように「下請けを脱したい、下請けをするために自分は社長になったわけじゃない・・・」と、思っている人もいると思います。

もし、「下請けを脱したい」と本気で考えているのならば、当然ながら今のままではダメだということです。

何かを変えなければならないはず。

誤解無きようですが、何も下請けが良くないと言っているわけではありません。立派に下請け事業を行い、その会社がなければ元請け会社としても困ってしまうというくらいのレベルの会社もあると思います。

ですが、私個人的な経営者としての見解や経験からして言えるのは、どうしてもビジネスの構造上、下請け事業では”経営をさせられている”状況になってしまい、自分で経営をコントロールできない状況に置かれてしまうということです。

そういう状況は、私は嫌なだけです。

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