マネージ・コンサルティングのコラム

【商社ポジション経営】と営業力

 
2016.03.30

よく「会社経営は、営業力が全てだ」と、言う人がいますが、かなりザックリと言うとそうかもしれません。

確かに、営業力=売上や利益を上げる力 と定義するならば、そうかもしれませんが、私は、正確性を欠いていると思っています(営業力が大事だと言う会社ほど、実は営業力の本質を理解していない、実行できていない・・・)。

正確性を欠くと何が問題であるかというと、現状分析などをした際に、本当の原因を見誤るからです。そうなると、適切な改善策が分からず、延々とその状況を繰り返してしまうから、問題なわけです。

では、一体営業力とは、何なのか?ということですが、解説していきます。

営業力というのを分解して考えると、集客力と成約力という2つの要素から成立っています(もう少し広くいうと、商品力も入るのですが、ここでは分かりやすく2つの要素に絞って話します。※その2つの要素に商品力を入れたのを経営の3つの要素と定義しています)。

その2つの要素が営業力であり、その2つの要素の出来不出来によって、売上・利益を決定しているのです。

つまり、どれだけ多くの見込み客になる人を集める集客力があったとしても、成約する力がなければ売上・利益には、結びつきません。また、その逆も同じで、成約する力があっても、見込み客になる人を集める集客力がなければ売上・利益には、結びつきません。

逆に言うと、集客力と成約力が高ければ、ビジネスを有利に進められるということなわけです。ビジネスを有利に進められるとは、価格を決められ、自らが中心となった展開ができる。そうです、正にそれが私が提唱している商社ポジション経営なのです。

そのポジションでビジネスを有利に進めていくためにも、商社ポジション経営のコンサルティングでは、集客力と成約力を高めていく方法を組み込み仕組みとして機能していくように導入していっているわけです。

つまり、営業力が必然的に上がるような仕掛けを導入していくのが商社ポジション経営の要素である、とご理解頂いて間違いありません。

商社ポジション経営には、以下の2つの要素がある。

・経営リソースが少なくても元請けポジションをとれる
・価格を決められ、自らが中心となった事業展開ができる

つまり、価格設定権を握れるから高収益会社になれる。

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