まず、そもそも商社ポジション経営をコンサルティングなしで実現できるのかどうかという問題はおいておきます。

商社ポジション経営をコンサルティングなしで実現するにはどれだけ大変なのかについて、次に挙げる4つの面から考えてみたいと思います。

・時　間
・費　用
・人　材　
・確実性

「時　間」
⇒　どれだけの時間が掛かるのかが分からない
⇒　ビジネスモデルを構築して導入していくまでの時間
⇒　導入後、試行錯誤の時間（軌道に乗るまでの時間）

「費　用」
⇒　どれだけの費用が掛かるのか分からない
⇒　商社ポジション経営についてリサーチする費用
⇒　人件費（既存の社員／新しく採用する社員）

「人　材」
⇒　どのような人材が行えば良いのか分からない
⇒　1人の人材で対応が可能なのかどうか（複数必要なのか）
⇒　商社ポジション経営の導入経験者を採用する！？

「確実性」
⇒　総合的に見て、どれだけの確実性があるのかが未知数

どれだけ大変なのかについては、受け取り方に個人差があるため言い回しが難しいですが、少なくとも1つ確実に言えるのは、オリジナルのビジネスモデル構築していくのを、未経験者が対応するには最短距離で効率良く実現させることは、ほぼ不可能だということです。

また、時間、費用、人材の面で大きなコストを要してまで導入できるかどうかが未知数というのであれば、普通に考えても厳しいものがあると思います。

私が提唱している商社ポジション経営には、以下の２つの要素がある。

・経営リソースが少なくても元請けポジションをとれる
・価格を決められ、自らが中心となった事業展開ができる

つまり、価格設定権を握れるから高収益会社になれる。