マネージ・コンサルティングのコラム
【商社ポジション経営】を実現すると経営が楽しくなる理由
2016.02.28
会社経営というのは、本来楽しいものだと思っています。
商品やサービスを作り(仕入れ)て販売して、世の中に価値を提供して報酬をもらう一連の流れに関わる経営というのは、実に楽しいものです。
勿論、時に辛く厳しいこともありますが、もしその状況が改善される希望すらなく延々と続くのであれば、それは、きっと経営をしていないと思います(”経営をさせられている”)。
だから、経営というものに対して、楽しいどころか辛いものだと思っていると思います。
こんな具合に「会社経営というのは、そんなに甘いもんじゃない、先が見えず辛く厳しいものなんだ・・・」と。
私が提唱している商社ポジション経営には、以下の2つの要素がある。
・経営リソースが少なくても元請けポジションをとれる
・価格を決められ、自らが中心となった事業展開ができる
つまり、価格設定権を握れるから高収益会社になれる。
自分の意思で価格を決められ、自らが中心となった展開ができるようになれば、本当に経営をしている実感と共に心理的にも不透明な将来に対してでさえ、悲観するどころか希望が持てるようになります。
だから、経営が楽しくなるのです。
これは決して、「経営を楽しみましょう!」というような根拠なき楽観的は精神面の重要性を説いているわけではなく、経営を楽しめるようになるために、「価格を決められ、自らが中心となった展開ができる経営をしていきましょう!」と主張しているわけです。