マネージ・コンサルティングのコラム
【商社ポジション経営】のコンサルティング料金は高いのか
ビジネスでは、商品やサービスには必ず価格があります。
商品やサービスを購入する際には、予算的にも感覚的にも価格というものに対して、敏感に反応する人が多いと思います。
では、商社ポジション経営のコンサルティング料金は、高いのでしょうか?
結論から言うと、商社ポジション経営のコンサルティング料金を高いと思う人もいれば、安いと思う人もいるということです。
ただし、価格が高いから購入しない、安いから購入するという単純なものではないはずです。
大きく以下の4パターンが考えられます。
①高いと思う人で購入しない人
⇒ 価値が感じられない、理解できない、必要ない。もしくは、購入しても購入価格以上のリターンを出せないと思っている。
②高いと思う人で購入する人
⇒ 高いと思うが、価値が感じられる。もしくは、購入して購入価格以上のリターンを出そうと思っている。
③安いと思う人で購入する人
⇒ 価値が感じられる。もしくは、購入して購入価格以上のリターンを出せると思っている。
④安いと思う人で購入しない人
⇒ 安いと思うが、価値が感じられない、必要ない。もしくは、購入しても購入価格以上のリターンを出せるだろうが
価格的に安過ぎると思っている。
つまり、商社ポジション経営のコンサルティングの内容に対して、購入価格以上にリターンが得られると思える人にとっては、コンサルティング料金は、高いとは思っていないということです。
優れた経営者は、その価格自体ではなく、その価格の先にあるリターンの金額を見て購入判断しています。仮に、その価格を支払うだけの予算がない場合にでも、必要と判断すれば覚悟して予算を用意するものです。
残念ながら、そうではない経営者は、価格自体で購入判断をしてしまいます(その価格の先にあるリターンの金額が見えない)。
私が提唱している商社ポジション経営には、以下の2つの要素がある。
・経営リソースが少なくても元請けポジションをとれる
・価格を決められ、自らが中心となった事業展開ができる
つまり、価格設定権を握れるから高収益会社になれる。
という定義なわけですが、価格を決められ、自らが中心となった展開ができている会社だけが、経営をしているのであってそれ以外は、残念ながら”経営をさせられている”という立場です。
”経営をさせられている”のではなく、経営をしている立場で事業展開ができるとするならば、また、経営者としての人生が大きく良い方向へと変わるとしたならば果たして、商社ポジション経営のコンサルティング料金は高いですか?