マネージ・コンサルティングのコラム

【商社ポジション経営】は、価格決定権を獲得する

 
2016.10.05

価格決定権を獲得すると、何が良いのか?

勘の良い経営者なら、直ぐに分かると思います。

価格決定権があるというのは、自社に有利な価格設定(利益が確実に出る)がデキルことを意味しています。

ビジネスの成否を分けるのは、価格を自社に有利につけて販売できるかどうかに係っているといっても過言ではありません。

つまり、価格決定権を持つ会社は、安定して利益を出し続け、

価格決定権を持たない会社は、安定した利益を出し続けることはできない・・・。

そんな当然と言えば、当然の状況が待ち受けています。

如何に価格決定権を持てば、ビジネスを有利に展開できるのか、一方では、価格決定権を持たなければ、

不利な状況に追い込まれるのかが分かると思います。

では、価格決定権を持つ会社と持たない会社との決定的な違いは何なのか?

それは、次に挙げる2つのポイントがあります。

・お客さんからお願いされる立場にいること(お客さんにお願いする立場ではなく)

・仕事を発注するお客さんと最短距離にいること(元請け位置、下請け位置ではない)

こうなれば間違いなく、価格決定権を持つ会社になり、安定した利益が出る高収益会社になります。

正に、それこそが私が実践し提唱している商社ポジション経営で実現させていることなのです。

私が提唱している商社ポジション経営には、以下の2つの要素がある。

・経営リソースが少なくても元請けポジションをとれる
・価格を決められ、自らが中心となった事業展開ができる

つまり、価格設定権を握れるから高収益会社になれる。

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