マネージ・コンサルティングのコラム

【商社ポジション経営】と経営者が変わる時

 
2018.01.15

経営者は、ちょっとやそっとでは、変わることはない…。

なぜなら、経営者というのは、そもそも自分以外の人の話を聞かないからだ。

もう少し正確に言うと、人の話を「聞かない」というよりも、人の話は「効かない」のだ。

それだけ、自分というものを持っている人が多い。

それは、それで結構なことだと思う。

だが、心のどこかでは、

・今のままでは、マズイ…
・業績を何とかしなくては…
・だが、一体どうすれば良いのか…

と、思っているのも、また事実だ。

そんな経営者が変わるキッカケというのは、大きく3つの状況になった時に起こる。

1つは、会社がピンチの時。

・会社が倒産した時
・資金繰りが苦しい時
・大口の取引先から契約が切られた時

そう、多くの場合、手遅れだということ…

仮にその時は、ピンチをなんとか切り抜けたとしても

また同じようなピンチがやってくる…根本的な解決がなされていないからだ。

他ならぬ、昔の私自身がそうであったからよくわかるのだ。

変わるというよりは、周りの環境の変化によって、変わらざるを得ない、

変えられてしまうという状況になる。

もう1つは、会社が好調の時。

・予算を達成している時
・過去最高の業績を出している時

良い状態だからこそ、次なる一手を今打つべきだと考えている。

そう、さらなる好調にしていくべく、変わっていくのだ。

そのように変わっていく経営者がいる会社は、好調が持続しやすいのは言うまでもないことだ。

そして、最後にもう1つは、商社ポジション経営を導入した時。

これは、私自身がそうであると共に当社のクライアント達も

商社ポジション経営を導入していくことがキッカケで

会社の業績は勿論、経営者としても実力をつけ大きく成長していったのだ。

・下請けからの脱出
・業績不振からの脱出
・経営者としての迷いからの脱出

など、人により様々な変化があるが、天と地ほどの変化を生み出していると言っても過言ではない。

商社ポジション経営には、以下の2つの要素がある。

・経営リソースが少なくても元請けポジションをとれる
・価格を決められ、自らが中心となった事業展開ができる

つまり、価格設定権を握れるから高収益会社になれる。

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