マネージ・コンサルティングのコラム

【商社ポジション経営】は、経営者を長時間労働から解放する

 
2016.10.12

会社の命運を握る経営者の多くは、平日は勿論、一般の人が休日の日も働くほど

長時間労働(いわゆるハードワーカー)だと思います。

経営者の長時間労働が良い、悪いという話しではなく、長時間労働には2種類あるということです。

1つは、自らの意思で長時間働き、現状含め中長期的な事業の発展や継続を高めている場合。

もう1つは、自らの意思ではなく、長時間働かなければ、短期的にも会社がマズイという場合。

どう考えても、後者の方は苦しい長時間労働です。

他ならぬ、私自身も過去、後者の自らの意思ではない長時間労働をしなければならない状況がありました。

ですが、残念ながらそういう長時間労働が報われることは、ほとんどありません。

なぜなら、そもそも経営者が長時間働かなければ会社がマズイ状況の本質的な原因が改善されない限り

延々とその状況が繰り返されからです。

問題が解決されないということは、同じ問題が発生し続ける・・・当然のことですよね。

では、その原因、問題とは、一体なんなのか・・・?

それは、自らが価格を決められずに、経営をコントロールできていないから。

これに尽きます。

その原因を解決されない限り、長時間働かなければ、会社がマズイという状況が改善されることはないです。

ですが、残念ながら多くの経営者は、その原因から目をそむけたり、分かっていても目先の長時間労働によって、

考える時間すら奪われてしまっています。

ですが、自らの意思ではない長時間労働から一刻も早く脱出する必要があるはずです。

そうしないと、いつか長時間労働すらできない状況になってしまうかもしれないからです。

私が提唱している商社ポジション経営には、以下の2つの要素がある。

・経営リソースが少なくても元請けポジションをとれる
・価格を決められ、自らが中心となった事業展開ができる

つまり、価格設定権を握れるから高収益会社になれる。

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